ギャップを埋めるには?
以前、独学で資格試験に合格するためには、
(独学でも独学でなくてもいいのですが)
ギャップを埋めることが大切だということを
お伝えしました。
もう一度復習しますと、
自分の現状
と
理想(合格)の状況
とのギャップを埋めることができれば、
当然試験に合格することができるはずです。
本当に当たり前のことをお伝えしているので
恐縮なのですが、
「当たり前じゃん!」
と思った方に忠告です。
「当たり前」と思うことと、「当たり前」と思ったことを
行動に移すことは全く別なことです。
「当たり前」と思うのであれば、
「そんなことは分かってるよ!」といって、
知ったような顔をするのではなく、
実際に行動に移してください。
実際に行動にうつす?
その方法が分からないという方もいらっしゃると
思います。
もう一度、復習します。
自分の現状
と
理想(合格)の状況
このふたつについて、しっかりと認識する必要が
あるということです。
まずは、自分の現状ですね。
何が苦手で何が得意なのか?
何ができていて、何ができていないのか?
時間をとってゆっくりと考えてください。
ただ、ひとつ注意点があります。
普段勉強している机に座って悶々と考えても、
なかなかうまくまとまらないと思いますので、
喫茶店に行くなり、図書館に行くなりして、
環境を変えて行ってみてください。
また、ただ頭の中で考えるのではなく、
紙に書き出してください。
頭の中で考えているだけですと、悶々としてしまい、
同じ思考がくるくると回っているだけの可能性が
ありますので、必ず紙に書き出してください。
今日から3日以内に必ず行ってくださいね。
自己分析がノート1ページで終わる方もいるでしょうし、
10ページくらい必要な方もいるかもしれません。
どれだけ書けばよいのかは、人それぞれですが、
自己分析をして、
「そうか、自分のやるべきことが明確になったぞ!」
と思えるまで、細かく自己分析をしてください。
さて、次にもっともっと大切なことをお伝えしたいと
思います。
【理想(合格)の状況】を明確にしてください。
といってもピンとこない方が多いと思います。
先日、試験勉強の方法について悩んでいる方と
電話でお話しました。
勉強に限らず、どんなことであっても、
私は相談を受けた時に、必ず聴くことがあります。
それは、
「理想の状態はどんな状態ですか?」
という質問です。
なぜ、このようなことを聞くかというと、
理想の状態がわかっていない方が多いからです。
電話でお聞きした悩みは、こんな感じでした。
相談者「勉強したはずのことでも、いざ問題を解こうとすると
解答が書けません」
私 「なぜ書けないのですか?」
相談者「いや、なんども参考書を読んでいるのですが」
私 「何度も参考書を読んだら、書けるようになるのですか?」
相談者「はい、書けるようになると思います。」
私 「では、お聞きしますが、英語長文を何度も読んだら、
英作文が書けるようになりますか?」
相談者「いえ、できないと思います。」
私 「では、参考書を何度も読めば、解答が書けるように
なると考えるのは、おかしくないですか?」
相談者「・・・・」
私 「では、質問を変えます」
私 「どうしたら、解答が書けるようになると思いますか?」
相談者「・・・」
私 (あえて、沈黙)
私 「ちょっと難しい質問でしたね。では、質問を変えます」
私 「解答をすらすらと書けるとは、どのような状態ですか?」
相談者「・・・」
私 「では、質問を変えます」
私 「解答をすらすらと書ける人はどんな人ですか?」
相談者「・・・」
私 「では、質問を変えます」
私 「もしもあなたが、予備校の先生になったとしたら
解答をすらすらと書けますか?」
相談者「はい、書ける様になると思います」
私 「合格できるということですか?」
相談者「はい」
私 「では、あなたが予備校の先生になってください」
相談者「・・・」
私 「本当に予備校の先生になるのではなく、予備校の先生が
何をしているのかそれを考えてください。
予備校の先生と同じことをすれば合格できますよね。」
私 「予備校の先生は何をしているのでしょうか?」
相談者「授業の予習をして、そのための資料もそろえて・・・」
私 「授業の予習をして、資料をそろえたら、授業ができますか?」
相談者「はい、できると思います」
私 「確かに、資料を見ながら授業をすることはできるかも
しれませんが、それでは、つまらない授業になってしまいます」
私 「予備校の先生は、他に何をしていますか?」
相談者「・・・」
私 「授業をしていますよね。授業をするということは、
覚えた知識を口にだすとういことです。」
私 「何度も何度も口に出しているから、スムーズに授業が
できるのですよね」
相談者「はい、そうですね」
私 「では、あなたにお聞きしますが、参考書で読んだ知識を
口で説明できますか?、そのような勉強をしたことがありますか?」
相談者「あまりありません」
私 「何度も教科書を読んでいるというのは、わかったつもりに
なっているだけかもしれません。
それを確かめるために、問題集を解いたりするのですが、
もっと簡単な方法は、口に出して説明してみることです。
つまり、アウトプットすることです。」
私 「口に出してアウトプットできない知識を、
紙の上に書こうとしても無理な話です。
なぜなら、人が文章を書く時、まずは頭の中で
言葉にしてから、書くからです。」
私 「頭の中で、文章にできていないのに、
書けるはずがないじゃないですか」
相談者「なるほど」
私 「では、具体的に何をしていけばよいのか?
それを考えていきましょう」
相談者「はい」
私 「もう一度最初に戻りますが、予備校の先生は
何をしていますか?」
相談者「・・・」
私 「質問を変えます。予備校の先生は何をしてきたからこそ、
予備校でスムーズに授業が行えているのですか?」
・
・
こんな感じで、えんえんとやり取りをしていたのですが、
理想の状況を明確にするというのは、このようなことです。
私がお伝えしたい内容は、伝わっていますか?
試験勉強に短期間で効率よく勉強するためには、
このように、理想の状況を明確にして、
そこにたどり着くまでの最短ルートを考えることです。
そうすれば、現状と理想とのギャップを埋めることが
できます。
しかも、効率よくできます。
「理屈はわかったけど、なかなかやる気にならなくて・・」
そのようにおっしゃる方は、
【そもそも、なぜその試験を受けるのか?】
目的をもう一度、考え直す必要があるかもしれません。
最短で合格するための方法が、あるわけですから、
それを実行に移すか移さないかは、あなた次第です。
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