その知識はどこで必要になるのか?
医療の分野では廃用症候群が問題になることがあります。
廃用症候群とは、病気のため安静を余儀なくされた際、
心肺機能、筋力、精神、排尿・・・
全身のあらゆる機能が低下します。
そして
このようなことは病気の治療を優先するあまり見過ごされています。
心肺機能が落ちてしまっているために、体力が落ち、
病気が治ったものの、動けない患者さんがいます。
さて、廃用症候群(はいようしょうこうぐん)という
言葉を覚えましたでしょうか?
いきなり何の話? 自分には関係ない。
そう思った方もいらっしゃるかもしれません。
2011年4月1日現在、
東日本大地震の影響で、被災地で暮らす方が多くいます。
中越地震の教訓から、
長期間動かないことによるエコノミー・クラス症候群対策が
とられているようです。
これは命に関わる問題ですので、
対策がとられてしかるべきなのですが、
廃用症候群は見過ごされているかもしれません。
震災によるトラウマで精神的に参ってしまったのではなく、
廃用症候群によって、精神機能が低下している場合もあります。
時にうつと間違われることがありますが、
日常生活を送ることで、徐々に改善してくることが
あります。
皆さんの周りに、
病気やなんらかの事情で安静をしいられている方がいる場合には、
廃用症候群というものの存在を教えてあげてください。
そして、動ける範囲で構いませんので
(臥床するのではなく、可能であれば座っているだけでも、
筋力や心肺機能の低下を少しは防げます)
活動することの大切さを教えてあげてください。
さて、
廃用症候群の話と、
それがどのような場面で必要な知識なのか?
についてお伝えしました。
試験勉強をする際、
【その知識がどのような場面で必要になるのか?】
ということを意識しながら勉強しているでしょうか?
廃用症候群の話はあなたには関係がない話だと
思ったかもしれません。
しかし、その知識の使い道がわかることで、
関心が高まり、
今まさに、あなたの記憶に残ったはずです。
【この知識はどのような場面で必要になるのか?】
勉強の合間などにそのようなことを考えていると、
学ぶことの意義が分かってきますので、
知識の定着率が高まります。